Language
JP
事業効果
事業効果
  1. 小規模な施設等では利用が困難な廃棄物の
    広域化による集約とエネルギー等有効活用
  2. 廃棄物の未利用エネルギーの
    効率的な回収と有効利用
  3. 廃棄物の未利用エネルギーの
    発電利用による二酸化炭素の削減
  4. 焼却灰の溶融スラグ化による
    最終処分量の低減
  5. エネルギー回収、スラグ、メタルの有効利用、
    排水の再利用等によるゼロエミッション化の推進
  6. 高温での安定的連続燃焼による
    ダイオキシン類等環境負荷の低減
  7. 回収エネルギー、スラグ、メタルの有効利用による
    廃棄物処理コストの削減
  1. 小規模な施設等では利用が困難な廃棄物の広域化による集約と
    エネルギー等有効活用
    人口の少ない自治体等では廃棄物量が少なく、処理施設も小型のため、熱回収や発電等に利用するのも難しくなります。一方、廃棄物を集め、大型の施設で処理すれば、高効率での熱回収が可能で、売電することも可能になります。また、広域化で問題になるのが、廃棄物の輸送ですが、RDF化により、水分が少なく、重量は約1/2、容積は約1/5~1/7程度になり、臭気もなく、長期保存も可能なことから、集約化のコストを抑えることができます。
  2. 廃棄物の未利用エネルギーの効率的な回収と有効利用
    RDF化することにより、高温で安定化した連続燃焼が可能となるため、焼却した熱エネルギーを高効率で回収でき、発電を行うことができます。福山リサイクル発電所では、発電効率28.1%で、発電施設を持つ一般的な廃棄物焼却施設よりかなり高い効率で運転しています。
  3. 廃棄物の未利用エネルギーの発電利用による二酸化炭素の削減
    廃棄物の焼却に伴って発生する熱(再生可能エネルギー)を利用し、高効率発電を行えば、電気を他の施設等へ売ることができます。それと同じ電気量を火力発電所で発電する必要がなくなり、石炭等化石燃料の使用を抑えられ、その分二酸化炭素が削減できます。
  4. 焼却灰の溶融スラグ化による最終処分量の低減
    焼却灰は、最終処分場に埋め立て処理されますが、溶融スラグ化すれば、土木資材等に有効利用され、最終処分場の延命化を図ることができます。
  5. エネルギー回収、スラグ、メタルの有効利用、排水の再利用等による
    ゼロエミッション化の推進
    福山リサイクル発電所では、RDF化された廃棄物を燃焼させ、熱エネルギーを電気として売電し、焼却灰は溶融スラグやメタルとして回収し、販売しています。また、施設で発生した排水は、再利用されるなどゼロエミッションによる資源循環型社会の実現を図っています。
  6. 高温での安定的連続燃焼によるダイオキシン類等環境負荷の低減
    RDF化することにより、水分が少なく、廃棄物を高温で安定して燃焼することが可能になっています。これは、エネルギーを回収するだけでなく、有害物質の無害化やダイオキシン類の発生抑制にも役立っています。
  7. 回収エネルギー、スラグ、メタルの有効利用による廃棄物処理コストの削減
    RDF化による広域化で、廃棄物の未利用エネルギーを効率的に回収、発電し、焼却灰も溶融スラグやメタルとして回収し、これらを販売することができるため、廃棄物処理に係る総コストを低減することができます。